内省

自己中

かわいくて肉感的すぎないがロリではないヒロインを求めて

 

成人漫画をたびたび読む。かわいい絵柄の作家が好きだが、TL寄りでキラキラしていたり、エロ描写が弱かったりするとうーんだし、かえって肉肉しいのもあまりハマらない。
目がデカ目でかわいい絵柄で、エロ描写もしっかりめでいいなと思ったものをを選ぶとだいたいロリ系の作品になってしまうのだが、ロリそのものには興味がない。
別にロリであったとして絵柄やシチュが良ければ全然いいのだが、社会規範的に気乗りしないところもあり、絵柄が好みでロリではない漫画を探す旅をしています。そして今回、現状良いと思った作家・作品をまとめました。
ほんとはリンク張る予定でDLsiteのアフィ申請したんですけど、はてブがアダルトに厳しいので、あくまで文章メインな感じでいこうと思います。これはあくまでも論評ということで……。

じゃあ絵柄が好きでロリってどの作家だよ、ということで成人漫画dig初心者だったころに好きだった先生が岡田コウ先生と中村葛湯先生。有名どこすぎてみんな知ってると思う。

 

岡田コウ先生
『だれにもいえないコト』の「めんどくさい!」シリーズが特に好き。絵がかわいい、前戯描写が丁寧、これに尽きます。私は睡〇系あんまり…ですが好きな人にはさらにおすすめ。
女の子のトロ顔がかわいいのがなおよし。体格差でバックの時に足ついてないのいいよね。

〇中村葛湯先生
岡田コウ先生もそうだけど、モブおじさんというよりヒロイン側と接点のある親戚もしくは近所のお兄さん、あたりの方が読みやすくていいなと思いました。声我慢系のシチュが好きなので『彼女のせつな』収録の「家路のありか」が一番好き。

〇その他
上記作家とは別に、最近一番良かった作品が、Hamao先生の「オフライン」です。
子供同士でのおふざけがエスカレートして…という感じです。低年齢同士のシチュを「インピオ」というの初めて知りました。
男2女1での話なのですが、キャラ立ちがしていて、各竿がヒロインに向ける感情も異なっており、その部分も楽しめます。さらに最高ポイントととして、Hamao先生のTwitterで後日談が掲載されています。

 

登場人物の成長後の変化、関係性だけでも萌え萌えなのに、竿役の一人が私好みの成人発育不良男性になっており大興奮でした。性描写だけでなくカプ萌え的にも高得点です。

また、なにかと悪い方向で話題になりがちなクジラックス先生ですが、「歌い手のバラッド」はかなりすき。配信者とそのファンとの関係を描いた作品として「ガチ恋粘着獣」に匹敵する作品だと思います。女子小中生側の性欲(自分が小学校高学年のときもエロい携帯小説大流行りだった)とそこにつけ込むスター(大人)の双方が描かれていたのがよかった。単話でしか売ってないのがちょっとお財布に優しくないですが。
クジラックスの「ろりともだち」、髙村薫の「冷血」、 箕田海道の「北の女に試されたい」のラインはある。


【絵柄が好き】
〇天気輪先生
「うちには幽霊さんがいます」シリーズを買っています。とにかくヒロインがもちもちでかわいい。
いだ天ふにすけ先生の作品や前述のHamao先生の作品のようにカプ萌えできれば別だが、本当は生身の男根が登場しないシチュの方が個人的には好きだったりする。ただ、商業だと厳しいのでNO男根の場合は同人作品digった方が早い。人数が増えてくると竿側の自我が薄まってくるので良いのだが。
ということでこのシリーズは幽霊という実態がない攻め役なのも非常に良いポイントでした。

〇ろんな先生
体が薄いキャラを書くのがうまい。初めて作品を読んだのが「妊活デート」なのですが、腰ほっそ!体薄!な成人女性なのでありがたい。華奢なヒロインと竿役の体格差が絶妙。絵柄もかわいい寄りでマッジで好み。最新作のヒロインは巨乳だが肩が小さく全然良い。

〇Sサイズ先生
体格差!体格差!がるまにでも有名なシロくんシリーズ。竿がキモ男すぎても微妙だけどここまでイケメンだと自分の性欲以外の欲と向き合わなきゃいけない感あってそれはそれで辛い。

〇でんぶ腿先生
Twitterが相互な前職の同期(?)から薦めてもらった作家。ゴリゴリキ〇セクの作品が快楽天に載っておりコンプラ的に良いのかと心配になる。最近Twitterで見たazegami先生(好き)もそうなのだが、カワイイ絵柄+生活感のあるエロって「意図せず性行為になだれ込んでしまった」ドキドキ感がにじみ出て善いです。

 

【シチュが好き】
〇給水係先生
給水係先生に関しては絵柄も好き。目が大きめでデフォルメ寄りの絵柄、最高。あと触手、おもちゃや女淫魔が中心で、徹底的に男性の男性器が出てこない(ふたなりはある)のがありがたいのですが、こういうのを総した名称ないんですかね?

〇none先生
ピケ子チャンシリーズだと10人ヌキが一番好きだが、私の中では赤井マコシリーズの方が平均点が高い。
10人ヌキは人数が多いことで竿役の自我が薄まってるのが良い。赤井マコシリーズはちゃんと容赦がないのでGOODです。

京のごはん
「続わからせられたいオトシゴロ」は裏垢女子をわからせる話なのですが、中出しした後竿役がアフターピルを渡します。
中出しした後竿役がアフターピルを渡すシチュ、妊娠が意識されている点でリアルの延長にありつつ竿役側の小心者感と手遅れの善性が垣間見えて結構好き。
アフターピルは副作用が酷いという話をたびたび聞くので)
あとインターネットで活動している女が好きなのでヒロインがその系統なのもありがたい。

 

【最後に】

・NO男根
・容赦ない系の描写
・インターネット上の知り合い
・カプ萌えできるカップ

上記4点のいずれかに当てはまる+絵柄がデフォルメよりだと好きなことが多いです。趣味が合いそうな方はぜひ当記事に挙げた作家の作品を読んでみてください。

また、私自身がKomiflo、DlsiteユーザーなのでKomiflo搭載誌以外の作家、fanbox等で活動している作家へのアンテナが薄いなというのが悩みです。
この人好きそう!というおすすめな作家がいればコメントかお題箱に入れてください。よろしくお願いします。

 

odaibako.net

 

~~~~~~~~~~~~
表現規制について考えたこと
真面目な話なので興味ある人だけ読んでください。

アダルト表現規制は年々厳しくなっていて、今の商業アダルトでは「無理やり」や「強制」も使いにくくなっているし、「催眠」や「泥酔」といった合意がない状態での性交があると明記することは極力避ける必要がある。(同人はまだ緩いが)
私自身、イチャラブはそこまで興味ないし、女性上位はモノによる。正直、強引な描写がある方が実用できる。
とはいえ、当たり前だが、フィクションだから”使える”のであって現実で同じことが起きたら加害者を絶対に絶対に許せないだろう。

小学生の頃、近所の本屋でコンビニ本的なエロありゴシップ本をこっそり立ち読みしてたところ、男性が真後ろに立ってきてすごく怖かったことがある。その本屋はガラガラだったから偶然ということもない。すぐ本を置いて逃げたので何ともなかったが、今思い出してもゾッとする出来事である。
本屋でエロ本読むようなエロガキだろうと現実で手を出されるのは強烈な恐怖なのだ。

一方、みとらじの宝鐘マリンゲスト回で「意外と女の子の方が無理やり好きかもね」と言及されていたり、アンジュのエロ漫画紹介やみとアン食わず嫌い王などで彼女らの嗜好を見るに、実際女側の方がイチャラブ興味ないみたいな傾向はあると思う。(私もそうだし)

www.youtube.com

www.youtube.com


フィクションのエロ漫画イチャラブ使えない問題について相互とも話をしたのだが、フィクションのセックスまでケアしたくないよ、というのが腑に落ちた論だった。

結論、自分にとっては下記2点がフィクションでは強引寄りの作品を選ぶ理由です。
・性交に手間をかけず気持ちよくなりたい(=一方的に手を出される)
・気持ちよくなることに言い訳が欲しい(=抵抗できないからしょうがないというやつ)

この辺はまだしっくり来ていない部分もあるので、今後も自分の中で深堀していきたい。ただ無理やりが好きなのは、暴力を振るわれたいのではなく一方的に気持ちよくなりて~の発露かもと思った。言い訳が欲しいというのも「女性に消極的な方が望ましい」という価値観によって育った感情では?といわれたらそうかもしれない。あくまで自分は、であって、そうでない人もいるとは思うけど。

好ましい作品層にリーチしにくくなるので表現規制しないでほしいという気持ちもわかるし、合意なしにも興奮するんだろ?という価値観がが根付きつづけるのも嫌なので表現規制は必要だという気持ちもある。

「これは現実では絶対に許せない」と全員が理解したうえでフィクションを楽しむようになれるのが一番の理想であるが、それは難しいだろう。そこで、ひとつ気付いたのが、ヤンデレ溺愛モノが意外と"良い"のだ。実際がるまにでもよく見る。これであれば表現規制にも引っかからないし、ニーズを満たせる。こんな感じで潜在ニーズを満たしつつ倫理規範にも引っかからないものに落ち着いていくのかなと思った。リョナは守備範囲外なので知りません。終わり。